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初めまして。
「映画秘宝」という雑誌に掲載されている漫画評論家、大西祥平氏のレビューを読みここにへ訪れたものです。
「龍宮殿」以降作品を発表していなかった(「させてくれなかった」といった方が良いかもしれませんが)松永先生(←でよろしいでしょうか?)がホームページを開設し、また強烈な自叙伝的作品を書いている、と知り読んでみたのですが・・・。
実に過去の作品同様、シンプルに見えて綿密に描きこまれた絵と同じように、シンプルかつ綿密に構成された文章描写と独特なユーモアとパンチが効いており、シニカルかつアイロニーに満ち、また良い意味でひねた視点があり、また人生においてためになる言葉も漫画界の意外な事実も満載の良作でした。
あと非常に気になるのですが、過去のこと(創作的な部分ももちろんあるのでしょうが)を実に綿密に書いてあるので、当時日記か何かを書いていて、それを基に書いているのでしょうか?それとも記憶のみで書いているのでしょうか?失礼だとは思いますが非常に気になってしまうのです。
またこの小説を読むと同時に、
前編2「軍国ギター少年」→「きりんぐぱらのいあ」
中篇2「金色の怪人・チルチルミチル」→「バクネヤング」
後編2「天使の刻印」→「エンゼルマーク」
「僕は竜宮からの使者を見た、京王線の電車内で」→「龍宮殿」
と編ごとに順に読んだのですが、そのおかげで
『深く凄まじい激流のごとく訪れる、苦悩・怒り・悲しみなどのありとあらゆる感情の中で、この物語達は創作されていたのだ。いやそうでなければ生まれて来ることができなかったのだ』と【作品】というものを作る苦しみと喜びを、心底実感しました。
ありがとうございます。
そして過去に名作・傑作ともいえる作品を作り出した、ありとあらゆる分野の創作者さんたちもこのような【業】ともいえる苦しみの中で生み出していったのでしょう。
このことにも心底感謝です。
また「バクネヤング」(完全版)を読み返したとき、正直前は『意図は分かるし、絵も表現もパワーアップしてるけど1章、2章と比べるとなんだかなぁ』と思っていましたが、【因果応報】の存在が理解できた今では『なるほど、そういうことか』と低レベルな表現で申し訳ないですが、前と違い考え方が変化しました。
なぜか最近、松永先生の作品を読み終え、感じることは『人間が得るべきは【力】ではなく【愛】である』とこのようなことを考えてしまうのです。
あと唐突で失礼だと思いますが『これは凄かった・面白かった』というような映画があったら教えてください。
初文にもかかわらず長々とすいません。新たなる【創作】がんばってください。
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